雨レインボー

ジャニーズについて語ることもある

君の名は。の感想(毒あり)

Mステで亀と山P見てたら、直後に「君の名は」が出てきたんですよ。なんで出てきたのかは覚えてませんが。

この映画?アニメ?・・・クッソ駄作だった記憶が蘇ってきました。これ言わなきゃなと思ってたんですけど、宮崎アニメとか細田作品とか見てきた身としては、「これが今の日本の代表作なのか?」・・と近年稀に見る駄作すぎて驚愕しました。

いや、たぶんこれ、変なゴリ押しというか、汚い金がたくさん絡んだだけの宣伝費まみれの、いわゆるそういうやつですね。だから監督を責めるのはかわいそうな気もしますけれどもね。

 

まず脚本がチープすぎる。最初のほうの主人公が入れ替わるところまでは良かったと思う。

しかし、その後隕石のあたりから雲行きが怪しくなり、さらにそこからも色々と詰め込みすぎて収拾不可能に。おそらく多くのスポンサーの意向を取り入れすぎた結果ワケわからんことになってしまったようで、広げすぎた風呂敷をどう包んでいくのか後半の1時間は見てるこっちが不安になってしまった。最終的には時間内におさめるべく無理やり(なんとなくきれいな感じで)終わらせていたが。

トーリーのどこに重点を置きたいのか分からないのが駄作たる所以。スポンサーに八方美人した結果がこれという良い例。

 

映像の綺麗な色彩とかでごまかされてるけど、内容での細部におけるセンスが皆無。細部を挙げるとキリないけど、男主人公が就職の悩みを吐露する相手が大学の仲間ではなくて高校の仲間だとか、女主人公が父親と対立関係にあるわりには、最後はその説明も無くすんなり仲直り的な。これも詰め込みすぎの弊害。

そもそもフィクション作品ではあるのだが、ファンタジーと現実の線引きがセンスないというか、ストーリーありきの後付け感(製作者の都合)設定が多すぎて、見てて萎えてしまうというか・・。

 

話が盛りあがる(と思われる)部分でのRADWIMPSの挿入歌もくどい。というか見てる側としては全く盛り上がるところじゃないのに、無理やり盛り上げようとされて何度もRADWIMPSを聴かされたのが苦痛。2曲くらいで良かった。たぶん6曲くらいはあったように思うのだが、2時間のストーリーでそんなに盛り上がるところがあったら逆におかしいだろう。あまりにしつこくて嫌いになった。

 

RADWIMPSといえば、この映画では前前前世が代表曲だと思うのだが、これも気になる、というかもったいないところがあった。

まず曲は良いと思う。最近のトレンドを詰め込んだ感じで、キャッチーで大衆受けしやすい仕上がりになっている。しかし問題はサビの歌詞である。

きみ前前前世から僕は、きみを探し始めたよ」

これ。このように「きみ」を2連続で使用するのは歌詞としてNG。これはセンスの問題。よって後半の「きみを」は、なにか3文字の別の言葉に置き換えるべきだった。制作途中で誰か指摘してあげなかったんかいな。

トーリーと前世は関係無いけど、まぁそこはいいでしょう。あとの曲は知らない。

 

この映画、純粋にストーリーで楽しめるのは高校生くらいまでじゃないかしら。

でも、「RADWIMPSのアルバムのミュージックビデオです」と言われてから見れば2時間を耐えられるかもしれない。ストーリーを楽しもうとしてはダメ。