雨レインボー

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仕事効率化と雇用率上昇の矛盾、リサイクルの問題点

今の世界経済において企業というものはコストを削減するために日々努力をします。コスト削減に一番効果があるのは人員の削減で、なぜなら企業を経営する側にとってはなんといっても人件費が最も高いのであります。そのため、世界中で機械化などありとあらゆる面で人員削減化、大型化、効率化を図るということを何十年もやってきました。

 

つまり効率化=人員の削減と言い換えることもできます。これについて極論を述べるとすれば、最高に効率化した社会においては労働人口はゼロということになるわけで今現在もそのゼロに向かって日々進行しています。しかしそれでは雇用が守られないということになり収入が無くなってしまうという、収入を上げるために人員削減という仕事をしていた結果としてその仕事自体が無くなってしまうという、なんとも矛盾した現象が起きてしまうのであります。現代のように投資や投機やビットコインなど訳のわからない、仕事とも言い難い、ただただカネを増やすためだけのマネーゲームが暗躍しているのは仕事自体が飽和状態だからです。

 

産業革命以降から近代までのように物やサービスが少なかった時代においては、それまで存在しなかった新しい便利な物やサービスを提供することが比較的容易であったためにこれらの矛盾もそこまでは目立つこともありませんでした。未開拓の産業がたくさんあったからです。しかしインターネットが普及し便利さが格段にUPした現代においてこの矛盾はどんどん顕著になっています。

 

現在の政府は雇用率上昇だの求人率上昇だの株価上昇などこれらの上昇面ばかりをアピールしていますしこれらのことに関して賞賛の声もあるようですが、今の社会において株価や雇用率を単純に上昇させることなどぶっちゃけ簡単だと思います。しかし、果たしてそれが本当に自分たちや日本の将来の幸せに繋がっているのかどうかをよく考えたほうがいいのではないでしょうか?(雇用率の上昇等が悪いと言っているわけではありません。根本的な話を問うているだけです。)

 

あくまで例えにはなってしまいますが、ビンや缶のリサイクルには意味があるけれども紙やペットボトルのリサイクルにはなんの意味もないどころか害悪しかありません。その理由は簡単でビンや缶などのガラスや金属はリサイクルに向いている可逆的な物質であり、その逆に紙やペットボトルという炭素系の物質はリサイクルに向いていない不可逆的な物質だからです。紙やペットボトルはリサイクルすればするほど環境に悪いしコストはかかるし無駄な薬品は必要だし労力もかかるし、とにかく百害あって一利なしです。つまりゴミとして燃やしてしまって燃料にしてしまうのが一番なのであります。事実、紙のリサイクル工場近隣においてはなんとも言えない悪臭と粉塵を放っています。呼吸できないくらいに。

 

だがここで「紙やペットボトルのリサイクルにみんなで参加することで地球環境を守ろう」とメディアが宣伝したとします。すると愚民たちはそれを信じてせっせとリサイクルに勤しむのです。彼らは自分たちが良いことをしていると信じ込んでおり、まさか自分たちが環境に悪いことをしているなどとこれっぽっちも思いません。

 

これと雇用を結びつけて考えてみると、紙やペットボトルのリサイクル関連の天下り先がいくつも誕生することになりますしそしてそこに多くの雇用が生まれます。書類作成もたくさん必要ですし、紙のリサイクルを宣伝してその書類作成に紙を使用して、、、、はい。このようにして雇用は生まれました。めでたしめでたし。これは百害という犠牲を払ってまで雇用という一利を生み出した例であります。

 

、、、って、は? その仕事、世界に必要ですか?地球に必要ですか? 寝てた方がいいんじゃないですか?

 

とまぁこういう感じで仕事自体を生み出すことは実は超簡単なのです。公共事業もだいたいそう。公共事業が全て悪いとは言ってませんよ。老朽化対策ももちろん必要。でも今の日本全体がだいたいこういう感じで回っているのです。雇用率UPばかりを賞賛する前に、そういった現状に矛盾を感じませんか?っていうお話でした。